RISE SLEEP DESIGN

睡眠をデザインする


睡眠の重要性

最近まで、日本では「睡眠時間=生産性が無い時間」と考えられていた風潮があり、「睡眠は短くても大丈夫」「睡眠時間を削って働く事が美徳」といった認識が社会に広がり、多くの日本人が睡眠を軽視して来ました。

 

しかし、スタンフォード大学をはじめとする世界の研究機関からの最新報告では、身体の臓器の機能も、脳の機能も、全て睡眠によって最適化されているという事が次々に分かって来ました。

 

●学習、記憶、合理的な決断と選択といった機能が強化される

●夢によって辛い記憶をやわらげたり、過去と現在の記憶を繋ぎ合わせて創造性を刺激する

●免疫力や、病気への抵抗力を強化する

●インスリンの分泌を最適化し、代謝を正常にする

●食欲を正常化させる

●腸内細菌を活性化させる

●高血圧を予防し、心臓機能を正常に保つ

 

現在では、食事、運動、睡眠の中で、健康維持に最も重要なのは睡眠であると言われ始めています。


寝だめで睡眠不足は解消できない

スタンフォード大学医学部教授、睡眠生体リズム研究所所長の西野清治氏によると、「どれだけ眠れば睡眠不足が解消できるのか」という調査において、平均睡眠時間が7.5時間の健康な人(10人)に無理やり14時間眠ってもらった所、実験直後は13時間近く眠れていたものの、日を重ねるにつれて徐々に睡眠時間が短くなり、3週間後には平均8.2時間で固定されたとの事です。

 

8.2時間が理想の睡眠時間だとすると、平均睡眠時間が7.5時間の場合、毎日40分の睡眠不足=睡眠負債を抱えていた事になり、しかも、その負債を解消するためには14時間睡眠3週間続ける必要が有るという事が分かったのです。

 

つまり、土日の寝だめ程度で睡眠負債を解消する事は不可能なのです。

※出典:スタンフォード式 最高の睡眠(西野清治 著)


日本人の睡眠の現状
経済協力開発機構(OECD)の調査データによると、日本人の睡眠時間は最低レベルに近く、各国平均が8.36時間に対し日本人は7.72時間、しかも、厚生労働省の「平成27年 国民健康・栄養調査」によると、日本人の約40%は睡眠時間が6時間未満と発表されています。

※出典:NHK「睡眠負債に気を付けよう」(視点・論点)


睡眠不足による認知能力への影響

米国ペンシルバニア大学の研究によると、6時間睡眠2週間程度続けると、24時間寝ていないのと同じ、4時間睡眠を2週間続けると48時間寝ていないのと同じレベルに認知能力が低下するとの事です。

 

オーストラリアの研究によると、24時間寝ていない状態の認知能力は、血中アルコール濃度が0.1%と同程度との事ですから、6時間睡眠2週間程度続けるだけで、体重60kgの人がウイスキーをショットグラスで4杯飲んだのと同程度の認知能力しか無いという事になります。

 

飲酒運転は逮捕されますし、会議中にウイスキーを4杯飲んだら始末書を書かされますが、日本人の40%が飲酒レベルの認知能力車を運転し、毎日仕事の案件を処理会議で重要な決定を下している事になります。

 

しかも、6時間睡眠の場合、起きてからもそれほど眠気を感じなくて済むので、多くの人が睡眠が取れていると勘違いして6時間睡眠を当たり前に続けている可能性が有るのです。

※出典:NHK「睡眠負債に気を付けよう」(視点・論点)


睡眠不足と疾患の関係

睡眠時間が不足した状態では、集中力や注意力、認知能力が低下するだけでなく免疫力も低下してしまいます。

 

●糖尿病

●肥満

●うつ

●ガン

●認知症(アルツハイマー)

 

上記のような、様々な疾患のリスクが高まる事が分かっていますので、良質な睡眠は健康維持にも欠かせません。


日本の睡眠負債の現状

日本人の40%が6時間未満の睡眠しか取れていないという事は、多くの人が飲酒レベルで仕事をこなしているという事になります。

 

それだけ低下したパフォーマンスで仕事をした場合、気付かない内にミスをしていたり、1日で終わるはずの仕事が翌日に持ち越されたり、思わぬ事故を引き起こす可能性も有り、その損失分を金額に換算すると相当な額になる事が考えられます。

 

米国ランド研究所の推計によれば、日本人の睡眠負債はGDPの2.92%、金額に換算すると、何と15兆円(国民1人あたり900万円)にもなるとの事です。

 

上記「寝だめで睡眠負債は解消できない」の中でも書いていますが、睡眠貯蓄(寝だめ)は出来ないが、睡眠負債はどんどん蓄積して行きますので、1日でも早く睡眠負債を解消する事が、これからの日本経済にとって重要なファクターとなって来るでしょう。


睡眠改善メソッド

以上のように、睡眠の改善は今後の日本において必要不可欠なファクターとなって行く事が考えられます。

 

健康維持には「栄養」と「運動」と「睡眠」の質を高める事が大切という話は、誰もが聞いた事があると思いますが、日本には「栄養」を指導するプロが124万人(栄養士免許交付数累計)、「運動」を指導するプロが55万人(公認スポーツ指導者登録者数)いるにもかかわらず、正しい睡眠の知識を持って睡眠負債を解消し、クライアントのパフォーマンスを向上させるような、睡眠」を指導するプロがまだまだ少ないのが現状です。

 

摂取した栄養素を体内で活かすのも、運動のパフォーマンスを向上させるのも、すべて良質の睡眠があってこそ成り立ちます。

 

RISE SLEEP DESIGNは、睡眠のプロとして、独自の睡眠改善メソッドを活用し、日本の経済状況と日本人の健康状態の健全化に貢献して行きます。